白雪姫風 似顔絵 & プリンセス風の絵の描き方 
2013/02/13 Wed. 20:10 [edit]
今までプリンセス風の絵の製作方法を質問されることが何回か有りましたので、
この機会に紹介させて頂きますm(__)m。
ちょっと長いですが順を追って解説ですので、下の方までお付き合いを~。
まずは下書き(ラフ)です。
「本人の好きな顔の角度・ポーズ・衣装」の希望と、
「映画・絵本」等の資料要素を組み合わせて描いていきます。
主に参考にしたのは下記の3冊です。
●How To Drawシリーズプリンセス(楽天Amazonで長いこと売り切れ中、これは素晴らしい)
●プリンセス完全ガイド(素敵なポーズばっかり載っていた)
●ディズニープリンセスニューストーリー(関係ないけどジャスミンの装飾がたくさん載ってて良い、絵のレベルは上記の物より劣りました)
ですので、ラフはほとんど白雪がやりそうなポーズを元にしてますね。
この中からAの絵が選ばれまして、
何度かやり取り&修正を重ねて、下絵を完成させます。
下絵がOK貰えたらIllustratorでトレース作業です。
トレースが完成したら、「アウトライン用レイヤー」と「ベタ塗り用レイヤー」を作ります。
(元々トレースしていたレイヤーを2つ複製すれば大丈夫です)
下の項で説明しますが、アウトラインと塗りのレイヤーは別々になっております。
まず、アウトライン用レイヤーのパスをアウトライン化して
ポイントを一つづつポチポチやります。↓次の画像参照
目から作っていくと私はテンションが上がります。
一気に可愛くなって早く完成させたいというワクワク感が。
どーでも良いんですが、
顔のアップだけ見ると、怒り新党の夏目三久さんみたいな気がしました。
あんな楽しいディベート番組は今まで無かったと思います。どうかずっと続いて欲しいです。
丸C テレビ朝日。
話が逸れました、ゴメンナサイ。
続きまして、ある程度強弱アウトラインが出来てきたら、
ベタ塗り用のレイヤーに色を乗せていきます。
顔パーツのアウトラインレイヤーを除くとこんな感じです。
ズームで細かく見ると塗りが足らないところとかあるので
丁寧に修正しています。
だいたい綺麗に出来たかなと思ったらプリントアウトして
修正箇所を見つけて、また修正ポチポチ。
修正後、イラストレーターベタ塗りの絵が依頼主からOK頂けたら
次はフォトショップで陰影を付けて行きます。
なお、IllustratorからPhotoshopに持って行く時は、、
「サイズ=最終印刷サイズ」
「解像度=450~600DPI のPNGかPSDデータ」
で書き出ししてます。
PNG形式は解像度が高くても容量が軽くマシンに負担がかからないので
最近はPNG形式ばっかりです。CMYK出力できないけど特に不便は無いデス。
Photoshopではこの書き出ししたデータの上に
陰影を付ける「乗算」レイヤーを作ります。
↓こうやってベタ面を選択して、、、
↓こうやって、「乗算」レイヤーに移動してブラシ陰影を付けます。
以後、「選択」「ブラシで陰影付け」「選択解除」を繰り返します。
ほんで、ひと通り完成したら依頼主に確認してもらいます。
OKもらえたら、解像度を300ぐらいに下げて(ホントは350dpi推奨だそうです)別名保存、
そしてIllustratorにそのデータを配置します。
背景、キラキラグリッター装飾を組み合わせてデータは完成です。
ペプシコーラモンブランみたいな=秋冬あたりの商品で使われそうな配色ですね。
これにて、お気に召して頂けました。
A4印刷物&ポストカードを印刷会社で出力後、ミッション終了でございます。
細かい修正やりとり箇所は省きましたが、製作過程はだいたいこんな感じです。
あくまで親戚に描いて差し上げたファンアートかつ自己流ですm(__)m
私的には冒頭で紹介したHow To Draw Princessの本は最強と思っています。。
あれが有ればプリンセスっぽい絵はなんでも描けるんじゃないかと^^。
ディズニープリンセスを学びたい方は是非ゲットです♪
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